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大事なのは「健康寿命」

パーソナルトレーニングジム 堺市

大事なのは「健康寿命」を延ばすこと

健康意識が高まる昨今では

センテナリアンと呼ばれる

「100歳を超える」方も珍しく無くなってきました。

 

厚生労働省の統計によると

1963年のセンテナリアン(100歳超)の人口は、わずか153人でしたが

2022年には、約9万人!!

凄い上昇率です!

近年、センテナリアンの増加ペースが上がっているので

20年後の2040年には、30万人を超えると予想されています。

 

「人生100年時代に入った」という言葉も、まんざらでは無いのです。

パーソナルトレーニングジム堺市

健康年齢

長生きをするのなら

自分の力で「起き上がって」「歩いて」「食事をして」いきたいものです。

つまでも健康でありたいものです。

 

そこで、1500人の血液を調べたデータによると

 

検査では

どの年代を通してみても【慢性炎症】が少ない人が

健康で長生きをするということがわかりました。

 

慢性炎症とは

私たちの身体は、何らかの有害な刺激を受けたとき

身体の中で「炎症」が起こります。

 

炎症」には「急性」と「慢性」の二種類があります。

急性炎症」は切り傷や風邪など、長くても数週間で治る炎症のことです。

 

逆に「慢性炎症」は身体の中で細胞が老化したり、壊れることで起こる炎症のことです。

細胞が老化すると、細胞から炎症物質が放出され、周囲の細胞に炎症が広がります。

身体の中で起こる内臓の炎症は、痛みも自覚症状もないため、気付かない間に全身に広がることがあります。

恐ろしいですね…

 

そんな老化による慢性炎症を早めてしまう原因は

肥満・・・内臓脂肪が増えると臓器の血流が悪くなる。すると炎症を引き起こ物質が分泌されて慢性炎症になる。

 

ぜんそく・・・気管支など空気の通り道に、炎症が起こるため慢性炎症になる。

 

歯周病・・・葉と歯肉の境目に菌が入り込んで、炎症物質が作られ慢性炎症を引き起こす。

 

慢性炎症は一箇所にとどまらず、全身に広がって、動脈硬化、脳卒中、糖尿病、癌、などの大きな病気に繋がってしまう。

 

血液検査の結果を見ると

センテナリアンは動脈硬化や糖尿病になっている人が比較的少ない。

健康長寿の分かれ道は、慢性炎症を「抑えれる」か、それとも「広がる」かに掛かっている!といえます。

それでは慢性炎症を抑えるためには

どのようにすれば良いのでしょうか

 

まず、気を付けるべき3点です

・食生活

・身体活動

・気持ち

 

食生活・・・魚を食べる習慣をつける

「身体は食べた物で出来ている」といわれる通り

食生活が健康を維持する秘訣の一つであることは言うまでもありません。

その中でも、魚にはオメガ3系不飽和脂肪酸であるEPADHAが豊富に含まれていて

慢性炎症を抑制する働きがあるのです。

不飽和脂肪酸EPADHAは、血液中の中性脂肪やコレステロールを調整し、慢性炎症を抑制する働きがあります。

 

肉を食べることも大切ですが、たくさん食べれば良いわけではなく

魚と肉のバランスを考えて食べることで、慢性炎症を抑えて健康長寿に繋げることができます。

 

身体活動・・・毎日身体を動かす

定期的な身体活動は、体重のコントロール、内臓脂肪の減少の効果があります。

さらに心肺を刺激することにより、血液循環も良くなるので、全身に栄養が行き渡り

慢性炎症を起こしにくくなります。

散歩や簡単な体操などで、軽い運動でも良いので、定期的に身体を動かすことが大切です

 

気持ち・・・毎日を楽しく過ごしている

センテナリアンの多くの人たちは「幸せ」という方が8割を超えています。

こういった ”ポジティブな感情” も大切だということです。

 

ポジティブな感情や、毎日を楽しく過ごすには

趣味を持つと良いとされています。

 

読書、映画鑑賞、ゲーム、散歩、水泳、パソコン教室に通ってみるのも良いです。

もちろん身近にあるスマートフォンを触って覚えることも良いことです。

 

今が楽しい!! と思える ”ポジティブな感情” を持ち続けることが

健康に繋がります。

 

慢性炎症は、風邪や怪我などの「急性炎症」に比べると程度が軽く感じるので

自覚症状が無い場合がほとんどです。

さらに長く持続することによって、炎症が身体の中の様々な臓器に

気付かない間に広がってしまう特徴があります。

 

こういった慢性炎症を起こさないためにも

食事」「運動」「ポジティブな感情」を意識して

いつまでも健康でありたいものですね。

 

慢性炎症を計測することは、現在の医学では難しいようです。

ただ、健康診断などで血液検査をした場合は

「CRP」の数値が、身体の中で炎症が起こっているかの目安になります。

 

健康な状態の「CRP」の数値は、基準の0.3以下かどうかを確認してください。

あくまでも目安ですが、健康診断など血液検査をしたときは

注意してみてください。

 

 

 

 

参考

慶應義塾大学医学部 百寿総合研究センター 

厚生労働省HP

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