堺市パーソナルトレーニングジム

綺麗なダイエット　内臓脂肪を減らす

前回から「脂肪」に関するブログが続いていますが

今回は「内臓脂肪」についてのブログになります。

脂肪は「良くない物」と思われていますが
実は「適度な脂肪」はカラダにとって

とても重要な役割を果たしています。

しかし増えすぎた「内蔵脂肪」は、多様な病気の原因となり

様々な健康問題が引き起こされることが分かっています。

時には生命を脅かす、大きな病気にも繋がってきます。

適度な脂肪は、カラダによくても「過度な脂肪」は悪影響を及ぼします。

脂肪は摂取しすぎると

皮膚の下に溜まる「皮下脂肪」と、内蔵に溜まる「内臓脂肪」の2つに蓄積されます。

そして、溜まりすぎて危険なのは「内臓脂肪」です

この脂肪が増えすぎると、様々な病気を引き起こす原因となります。

そして注意が必要なのは、「見た目が、痩せている人」も内臓脂肪が溜まっているケースがあることです。

大きくなった内臓脂肪の恐ろしさ

適度な内臓脂肪は、エネルギー源や、外からの衝撃を守るクッションの役割になるのですが増えすぎると、様々な問題が、健康上に生じてきます。

内臓脂肪が増え過ぎすると身体に「有害なホルモン」が分泌されやすくなります。

これが健康に悪影響を与え、この「有害なホルモン」がインスリンの機能を妨害するので
血液中の糖の量が増えてしまい、糖尿病のリスクを高めてしまいます。

また、このホルモンは「血圧を上昇させる作用」もあり、高血圧を引き起こすこともあります。

さらには、血液がドロドロになることを防ぐホルモンの働きも抑制され、「血液がサラサラになる働き」が抑えられます。そうなると血栓のリスクが高まります。これが「心筋梗塞」や「脳卒中」のリスクを高める原因となります。適切な内臓脂肪の管理は、これらの健康リスクを減らすために重要なのです。

内臓脂肪が増える原因

内臓脂肪が増える原因は、生活習慣の乱れにあります。
その中でも、「食事内容」と「運動量」によって、大きく影響します。

脂肪というと

「脂質」を思い浮かべる方が多いですが

実は「糖質」の摂りすぎも内臓脂肪を増やす原因となります。

「糖質」は、小腸で分解されてグルコースになり、エネルギーとして使われます。

しかし、摂りすぎた「糖質」は、余剰分として「脂肪細胞」に変換されて内臓脂肪として蓄積されます。

つまり、糖質をたくさん摂りすぎると、内臓脂肪が増えてしまうのです。

日本人は内臓脂肪が増えやすい

同じ食事をしても

欧米人と日本人では、脂肪が蓄積される場所が変わるようです。
日本人は「内臓脂肪」が増えやすいのですが

欧米人は、なんと「皮下脂肪」に脂肪を溜めることが得意なのです。

もちろん、自分の意志で

「今日の食事は皮下脂肪に溜めて、明日の食事は内臓脂肪に溜めるぞ！」

なんてことは欧米人でもできません。

古くからの「食生活」の影響で、体内の仕組みが変わった様です。

欧米人は、皮下に脂肪を蓄積しやすいのに対し

日本人は内臓に脂肪を蓄積しやすい傾向があります。

その理由は？

欧米人は、古くから「肉食を中心とした食事」をしてきました。

昔から脂肪を大量に摂取してきたので
体内での機能が、「病気を起こしやすい内臓」ではなく
「安全な皮下」に脂肪が蓄積する能力が発達したと言われています。
（色々な説がありますが、現在ではこの説が有力みたいです）

その一方で日本人は

古くから米や魚を主食とする「脂質が少ない食事」をしてきました。

そのため、脂肪を大量に摂取する機会が少なかったのです。
脂質を大量に分解しなくても良い体内では、「皮下に脂肪を運んで蓄積させる能力」は発達しなかった様です。

こういった理由から日本人は

「欧米人よりも内臓に脂肪が付きやすい」と考えられています。

また、男性と女性でも脂肪が蓄積される場所が異なります。

女性は妊娠して出産をする体力維持のためや、腹部を守るクッションの為にも

男性よりも「皮下脂肪」が付きやすくなっています。
（女性は下腹部が目立つ原因でもあります）

しかし、年齢を重ねて女性ホルモンが減少すると

皮下脂肪に蓄える能力が低下して、女性も内臓脂肪が付きやすくなってしまいます。

運動と食事で内臓脂肪を減らす

先ほど、お伝えした「糖質」をたくさん食べると 内臓脂肪を増やしてしまいます。

もちろん「脂質」も脂肪になるので「内臓脂肪を増やす原因」となるのでご注意を!!

余計な脂肪を増やさないためには、どうしたら良いのか？

まずは、バランスの良い食事に変えることです。

「糖質」と「脂質」の摂取量を適切に抑えることが重要になります。

糖質が内臓脂肪に蓄積しないぐらいの量に抑えることです。

さらに運動をすることで、エネルギーに糖質が使われるので

内臓脂肪への蓄積が防げます。

「食べ過ぎたなぁ～」という時は積極的に運動をしましょう。

このときは、「適度な有酸素運動」がおすすめです。

食事や運動では、皮下脂肪よりも「内臓脂肪」が優先して燃焼されるので

普段から運動習慣をつけることがお勧めです。

運動をすることは「素晴らしい健康効果」を作ってくれます

食事を意識して、適度な運動も取り入れていきましょう。

食べ過ぎたときは、運動です！

参考　　医学博士伊賀瀬道也著書「食事」と「生活習慣」の極意
　　　　　　医学博士浅野次郎著書「内臓脂肪を減らして痩せる」

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